レギュラー 1257

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ちょっとだけヨ??? 血液型の秘密 ●佐々木康監督の本 

東映歌舞伎
 ●番台から大奥まで・・・ 記念写真は・・・ 

緊張緩和?規制緩和? ●花の八幡船  タイムテーブル

 

ひばり・島倉・船村 2003/11/03 17:34
 またまた映画と関係のない歌謡曲ネタで申し訳ありませんが、ひばりさんの名曲「波止場だよお父っつあん」は船村徹さんがひばりさんのために作曲した最初の歌です。この歌を聞いた島倉さんはいたく感激して自分にもこういう歌を作ってもらいたいと思い、レコード会社で船村さんを掴まえようと何日も網を張っていたそうです。
 その甲斐あってようやく船村さんを掴まえることが出来た島倉さんは「先生!私にもぜひああいう歌をお願いします!」と言ったところ、船村さんは「君はお父っつあんてタイプじゃないなァ、おっ母さんの方じゃないか・・・」と答えたそうです。そして作ってくれたのが「東京だョおっ母さん」でした。
 テレビの歌謡番組などで歌手が歌うとき、普通は1番と2番あるいは1番と3番という風に、2コーラスだけを歌うのが通例なのですが、なぜかこの「東京だョおっ母さん」は1番から3番までフルコーラス歌われることが、もう70年代から時々ありました。
 どうしてなんだろうと不思議に思っていたら、この歌を歌うときには、島倉さんが3番まで全部で歌わせてほしいと要望するんだそうです。20年程前に読んだ本(元TVディレクターの暴露本)で初めて知りましたが、目から鱗が落ちる思いでした。なぜかというと、この歌は1番から3番まで全部歌ってくれないと聞く方もなんだか落ち着かないというか、不完全燃焼で、満足できない歌なんですよ。少なくとも私はそう感じていました。
 二重橋(皇居)、九段坂(靖国神社)、浅草(観音様)と全部たどって初めて気持が落ち着くといったらおかしいかもしれませんが、初めから終わりまで全部聞きたい歌です。80年代末あたりからは台詞まで新たに付けられて、最近では必ずフルコーラス歌っているようですね。「悲しい酒」と同様(?)、台詞の部分は苦手ですが(笑)我慢できないというほどではありません。いい台詞もありますしね。

ちょっとだけョ??? - 2003/11/04 12:07 -
 ふくろうさんはユーモアの天才!!「拝観拒否」というのがスゴイですね(笑)。私も「拝観」出来ませんでした(笑)。時すでに遅しで近影のみです。京都のお寺では宗派を超えた共通拝観券なるものが今秋より発行されているようですが、ものはためしでいっそのこと渡さんとふくろうさんの「共通拝観券」をお願いしたいです(笑)。
 男性の目から見ても「じれったい」ですよ、島倉さんは。だから歌手としては好きでしたけど、女性としては好きになれないタイプでしたし、憧れたことはありません(笑)。もっともそれは「じれったい」だけが原因ではないんですが、その先は言葉で表現するのは難しいのでご勘弁を。
 でも、島倉さんが40代50代になってもデビュー当時の雰囲気を失わず、若いときに歌っていた歌をそのままのイメージで歌えるというのは大変なことだと思っています。歌を大事に歌う人でないととてもこうは行かないでしょう。
 「さっか・・・く」ではなくやはり「作家タイプ」に見えますよ。ちょっとやつれた横顔(笑)なのが気になりますけど、天野祐吉さんに似たような感じですね。自称「商売人」(?)という触れ込みとは大違いです(笑)。それと渡さんは写真に撮られるのが上手な人なんじゃないかなという気もします。
 実は私も20歳前後の2,3年は長髪でした。オシャレのためではなく、単に床屋へ行くのが面倒くさかっただけの伸ばし放題ですが。全然似合わないのによく長髪にしていたものだと思っているので、あの頃の自分の写真は未だに見たくありません。

血液型の秘密- 2003/11/04 12:49 -
 東映の名物シリーズ「警視庁物語」の中の1本に「血液型の秘密」というのがありまして、これは真犯人が捕まらないというお話でした。でも真犯人はちゃんと分かっているんですよ、それなのにどうして???小学4年生の知能や知識では理解できず、顔なじみのモギリ(入場券を切る)のお姉さんに「あの人(今井健二さん、当時は今井俊二)が犯人じゃないの?」と尋ねてみました。
 その通りだという答えとともに、親子でも血液型が合わないことがごくまれにあり、そのためにまんまと罪を逃れることが出来たのだと教えてくれました。ふーん、そんなことがあるのか、という感じであまり納得できないままこの映画はずっと記憶に留まっています。
 というところで、私の血液型はA型です。橋蔵さん、雪さん、汐汲みさん、ととろねこさんと同じですね。さくらさんはO型ですか。だとするとご主人はB型かな?血液型人間学をあまり信じていない私ですが、B型とO型の夫婦の相性のよさだけは納得しています。身の回りに事例がいくつもあります(笑)。
 ところでふくろうさんはB型のような気がするんですが、いかがでしょう?ととろねこさんはAB型じゃないかと予想していたのが見事外れましたが。こうなったら久里子さんの血液型も教えていただきたいですね(笑)。予想はB型に入れておきます。
 快傑赤頭巾さんの思考回路にはなんとか入り込めるのでモノマネも可能ですが、雪さんの思考過程は分析やシミュレーションがきわめて困難(?)なので複製は不可能かと思われます(笑)。

佐々木康監督の本 - 2003/11/05 15:41 -
 昨夜は久しぶりに東京一の大型書店(?)ジュンク堂池袋店へ行くことが出来たので新刊の「楽天楽観 映画監督佐々木康」(ワイズ出版)を購入しました。今日は本の内容をちょこっと紹介しようと思って朝早く出て来た(?)んですが、拝観騒動のあおりで持ち時間が少なくなってしまいました。
 佐々木康監督は橋蔵さんのデビュー作「笛吹若武者」のメガホンを取った方であり、花園ひろみさんのデビュー作となった橋蔵さんの「旅笠道中」も佐々木監督ですし、「血槍無双」も然りです。花園ひろみさんへのインタビューが掲載されていて「血槍無双」「浪花の恋の物語」「霧丸霧がくれ」等にまつわる話も出てきます。
 大分前に快傑赤頭巾さんがこの本の刊行を告知されていました。赤頭巾さんには珍しく奥歯にものが挟まったような言い方で及び腰の紹介なのが気になりましたが、書店で中身を見て納得です。もうちょっと何とかならないのこの本は(笑)、てな感じですね。
 しかしながら子供の頃に東映時代劇を見ていて一番好きだった監督が佐々木康さんなんです。その次が松田定次さん、マキノ雅弘さん、内出好吉さんあたりで、沢島忠さんはイマイチ好みではありませんでした。当時は監督の顔や経歴など知る由もなく、ただ映画作品だけを通じての好みの問題です。(もちろん現在では評価も多少変化してきておりますが。)好きだった佐々木康監督の思い出をしのぶよすがとして購入することにしました。
 では、また明日のお楽しみということで。

東映歌舞伎 - 2003/11/05 17:26 -
>さくらさん
 錦ちゃんが東映歌舞伎に一度も参加していないのは出演を拒否したからです。1回目の昭和37年には錦ちゃんの次兄の4世時蔵(芝雀さん)が亡くなっています(過労のため就眠中に急死)。出演拒否の表向きの理由は「兄貴の喪が明けないうちは舞台に立つつもりはない」というものだったそうですが、東映歌舞伎の創始自体に不賛成というかもともと参加したくなかったのかもしれませんね。
 錦ちゃん不参加のおかげで昼夜興行とも橋蔵さんがトリをつとめることになり、「橋蔵歌舞伎」だなんて陰口をたたかれたりもしたようです。当時人気絶頂の橋蔵さんならトリを取るのは当然ですけどね。
 千代之介さんの本(W出版)にもこの辺の話がちょこっと出ていて、(錦ちゃんにしてみれば)あんなもん出られるか、みたいなことが談話の中で言われていますが、インタビュアーの資質ないしテープ起しの能力に疑問符がつくので、千代さんが本当にそんな意味で言ったのかどうか完全には信用できません(笑)。

番台から大奥まで・・・・ - 2003/11/07 17:22 -
 番台から大奥まで、男の憧れの場だそうですが、さてどんな顔をしていればいいものやら???表情を作るのが難しいという試練が待ち構えていそうで(笑)。
>ふくろうさん
 さてはいつもやってましたね、湯上りの一杯(?)。コーヒー牛乳は缶コーヒーよりも美味い!和製飲料(?)の名品!!番台の前にいつもケースが私はほとんど飲んだ記憶がありません。銭湯へ行くときはいつも風呂代だけで、財布も小銭も持ちませんでした。何故なんでしょうね?
 市川団子は「だんこ」でOKですよ。昔は「だんし」と読むのかと思っていました(笑)。左団次や段四郎もいるので子供には紛らわしかったです。昭和30年代によくテレビの時代劇に出ていたようですが、見たことはほとんどありません。当時は同じ若手の市川染五郎と並べて「歌舞伎の早慶戦」だなんて云われたこともあったらしいですね。
>雪さん
 「女湯」の起源は松岡さんでしたか。なるほど私は所詮、番台か釜焚きか出歯亀(?)になるしかなかったんですね。大奥へは「大御所=渡さん」も足を踏み入れることが可能なのでは?「独眼流」はともかく「正宗」の方は毎日のようにテレビで「菊正宗」のCMばかり見せられているので仕方のない面もありますね。
>松岡さん
 「女湯」なら恐くはないはずですが、「(恐くて恐くて)一部の人しか入れない」ようにしたのは誰なの???もちろん松岡さんのせいでないことは云うまでもありません(笑)。
 「松岡タイガース」の方が正しい(?)ことは分かっていましたが、マジに受け取られても困るので、念のためジャイアンツにしました。女性はプロ野球の話題などにあまり興味のない方が多いですから。
>久里子さん
 冗談ですからね、本気にしないで下さい(笑)。しかし、松岡さんや渡さんとの相性が非常によろしいようで(笑)、なんて云うとまた誤解を招くだけかもしれませんが、「50周年」「人生BBS」「赤い夕陽」などの掲示板へも大いに出没して下さい。今昔座は「橋蔵さん」が足かせになっている面が無きにしも非ずですから、大いにストレスを発散されんことを。
>渡さん
 お写真には懐かしい学校印の凹凸が見えますね。今でも学生証の写真にはあれを押しているんでしょうか。十代写真はもしかして修学旅行の時のもの???
>さくらさん
 昭和37年の「大川橋蔵舞台写真集」をお持ちなんですか。当時としては贅沢で立派な豪華本ですね。ヤフオクでもトライしたことがありますが競争が激しすぎて手が届きませんでしたよ。
>汐汲みさん
「佐々木康監督」の本は写真集ではありません。もちろん映画のスチール写真も多数掲載されてはいますが、佐々木監督が手がけた映画のみです。橋蔵さんのは「血槍無双」「笛吹若武者」などいくつかありますけどね。
 本の中身は、佐々木監督が10年ほど前に出版した回想記の再録と、ご遺族(これが大勢居る!)へのインタビュー(思い出話)が中心で、また映画関係者の話は松竹時代のものもあるので、東映関係は少ないんですよ。全体的に中途半端な本作りなんですね。
 ワイズ出版の本は20冊以上購入しています(ポスター集まで含めれば40冊近いかも)が、最近は割と玉石混交なので注意が必要です。今年の夏に出た「映画監督 深作欣二」はよかったですけどね、あれは山根貞男さんが責任持ってやっていますから。

記念写真は・・・・ - 2003/11/08 13:09 -
>渡さん
 詰襟姿の白黒写真にあの頃を思い出しました。とてもいい雰囲気の写真ですね。ただのスナップ写真ではなさそうだし、集合写真とも違うようなので、雰囲気からして修学旅行の時に仲のよい友人達と一緒に撮った写真かなぁと思いました。当たらずとも遠からず(笑)といったところでしょうか。
 当時は歳よりも老けてみられたというのもよく分かります。同級生にも渡さんとそっくりな感じの男の子が何人かいましたよ(私の高校は男子校でした)。白黒写真の詰襟姿は舟木一夫さんの歌の世界そのままですね。♪記念写真はとぼけていても〜肩を並べた詰襟にゃ・・・
 銭湯では風呂から上がった後、タオルを腰に巻いただけで体を乾かしている人が結構いましたね。「東京の暴れん坊」ではそのタオルが落ちたりして・・・(笑)。濡れ縁に出てタバコを吸う人や、台に腰掛けて牛乳を飲む人も。濡れ縁の端には便所があって庭の小さな池には金魚が泳いでいる。
 あの頃の銭湯に置いてあったのはなぜか牛乳ばかりで、炭酸飲料はもっと後になってからでしたかね。私が東京へ出てきた頃はもう脱衣場は鍵付きのロッカー型になっていましたけど、その前は脱いだものを籠の中に入れてみんな床の上に並べて置いてありました。
 私が風呂付きのアパートに住むようになったのは昭和60年代の初め頃からです。すぐ近くにあった銭湯がつぶれてしまって、最後の1年余りは歩いて20分ぐらいかかる銭湯へ通っていました。夜遅く帰宅した後でまた風呂に入るため銭湯へ出かけるという生活パターンはもうこりごりでしたね(笑)。
>くろ丸さん
 「春の坂道」のビデオは現在出ていないようです。中村敦夫さんが初めて注目され人気を集めたドラマではないでしょうか。出世作といっていいかもしれません。石田三成の役がいかにもピッタリでした。大和柳生の地酒で「春の坂道」というのが昔からあるようです。純米大吟醸!?

緊張緩和?規制緩和? - 2003/11/11 10:51 -
 東京は朝から雨が降っていて肌寒いです。この天気はしばらく続きそうで「さざんか梅雨」だと天気予報では言っていました。
>くろ丸さん
 NHK大河ドラマのビデオは結構たくさん出ていて、「春の坂道」の前後は「樅の木は残った」「新平家物語」「国盗り物語」等などありますが、どれも皆(基本的に)総集編です。年末に放映されるやつですね。1話ずつの再放送では見るのに1年かかってしまうのでせめて2話ずつやってもらいたいものですが、朝のテレビ小説ですら1日1話で再放送してますから。
>松岡さん
 ダブリ削除をありがとうございます。委任状発行が遅れましたが代理人として「追加公認」じゃなかった「追認」させていただきます。
 「浪速」と書くのがお好きなんですね。一番最初に覚えたのが「浪花」なのでやはりそちらに傾いてしまいます(笑)。浪花・浪華・難波・浪速の順で覚えましたね。もっとも「難波」は「なんば(昭二郎?)」の読みが最初でしたが。
 「次郎長」なら「東海遊侠伝」ですが、大阪では昔は「明石屋万吉」が知られた侠客だそうですね。5,6年前に司馬遼太郎さんの「俄 浪華遊侠伝」を読んで始めて知りました。面白い小説ですね。司馬さんの小説でこんなに笑える作品があるとは。
 「人生は一場の俄のようなものだ」というのが晩年の万吉の述懐からとったタイトルだそうです。「俄」は「仁輪加」とも書くようで、路上で行う即興劇(滑稽が中心)のことで、現在の漫才や新喜劇のルーツになっている、というようなことを司馬さんの小説を読んで知りました。もっとも小説の内容自体は「俄」とは全然関係ありませんが。
>渡さん
 規制緩和ならびに緊張緩和をありがとうございます。恥ずかしながら南方英二さんは顔が思い出せません。先日亡くなられた夢路いとしさんと喜味こいしさんのコンビが東映では多かったですね。もちろん堺駿二さんも欠かせない存在でほとんどレギュラー的脇役でした。大映では中田ダイマル・ラケットのコンビを覚えました。
 私が銭湯に通っていたのはまだ家に風呂がなかった4歳の時までと、東京へ出てきて下宿生活・アパート暮らしをしていた16,7年間です(小中学生の頃にも何度か行ってはいますけど)。
 4歳の頃に銭湯に貼ってあった映画のポスターをもらってきたことがあるらしいんですが私は覚えていません。欲しいなぁといつも思っていたことは記憶にあります。ただしあの銭湯のポスターは東映ではなく大映ばかりでした(笑)。
 ボックスの番号も漢字でしたか?私の行っていたところはいつも鍵が金属製だったので番号は算用数字でした。ただし下駄箱の方は木の札で番号も漢数字でしたけど(笑)。
>久里子さん
 お久里の方は大奥御中老にふさわしい名前ですね。端女には不向きでしょう(笑)。御手付き(?)なら別ですが(笑)。市中引き回しだと獄門になっちゃいますよ。八丈島も三宅島もただいま満員(?)なので江ノ島で我慢して下さい。
>汐汲みさん
 長谷川伸作品はじめじめしていますか?(だからあのシリーズも敬遠してたんですね。)でもそこがいいんだけどなぁ(笑)。男気とは本来そういうものかも。
 映画本は事前に連絡していただければ東京の大型書店で実物を確かめて内容をお知らせしますので参考にして下さい。
>雪さん
 辞書を引いて調べましたか。本当の意味が分かってよかったですね(笑)。さくらさんも「幇間」のときに辞書を引かれましたが、開けてビックリ玉手箱???
 そういえばさくらさん、このところしばらくお姿が見えませんね。また今昔座のサイトが開けなくなっているのでなければいいんですが。それとも何か心配事でもあるのでしょうか。
 ととろねこさんはコタツで丸くなる?????

花の八幡船 - 2003/11/12 11:39 -
>ふくろうさん
 平日に見に行けるとはうらやましい!!モーニングショーは土日祝以外アウトです。公儀御用の大軍団(?)と遭遇されましたか。冷たい雨をものともせず橋蔵デーの熱い1日でしたね。
 当時「海賊八幡船」は芸術祭参加作品として大作の触れこみでした。こちらも相当入れ込んで見に行った覚えがあります。「銭形平次」の橋蔵さんもそろそろ五十路、大分お年を召されました。それに比べたら「八幡船」の頃は・・・もう比較になりません(笑)。「つけ胸毛」も大画面でしっかりご覧になりましたか?
 「足かせ」云々は非常に限定された範囲の論議の中で出てきた言葉です。敢えてマイナス面を云えばという程度の問題です。具体的には、カキコするときに「橋蔵さんがらみの話でなければダメなのでは?」という強迫観念が邪魔になっているのでは、という点を指摘したにすぎません。
 だから、逆にプラスに作用する面もあるわけで、早い話が「橋蔵さんのことを書きさえすれば何でも格好がつく」ということだって言えるのではないでしょうか。要するに、雪さんや久里子さんのお笑い系志願(?)や暴走騒ぎ(?)にもそれなりの自然な動機や理由があるということを婉曲に言ったまでのことです。誤解があるといけないので少々理屈っぽい説明をさせていただきました。
>渡さん
 覚えていてくれましたか。あれは新宿昭和館の話から入って「八幡船」をなんと読むのかという問題や、その名前の由来とか、当時「八幡船ブーム」みたいなものがあったこと、等など色々出ましたね。
 ♪眉を上げればキラリと光る、あれはルソンか安南か・・・三橋美智也さんの「花の八幡船」はB面の「雨の九段坂」の方がヒットしてしまいましたが。
 南方英二さんは「殴り込み道中」や「新吾」に出ていましたか。ご教示ありがとうございます。多分お顔は知っていると思うんですが、今度ビデオで確かめてみます。
>くろ丸さん
 「君の名は」は「見たさに」じゃありません。「聴きたさに」なんですぅ(笑)。当時はラジオドラマでした・・・忘却とは忘れさることなり。映画化されたのはその後です。もちろんこちらも大ヒットしましたが私の記憶(リアルタイム)にはありません。
 昭和40年代前半には男湯の方でも似たような現象が・・・金曜日の夜8時、三菱ダイヤモンドアワー、御存知「プロレス中継」のある時間帯では男湯が空いていました。これホントの話(笑)。ジャイアント馬場、アントニオ猪木、大木金太郎、吉村道明の活躍でプロレス興行は連日大入りでした。
 くろ丸さんの「銭湯」のイメージは相当ズレてますねぇ(笑)。いや、これはくろ丸さんの責任じゃありません。テレビや映画の製作者が悪いんです。最近は銭湯のシーンというと必ずといっていいほど、判で押したように「背中に刺青のオッサン」みたいなのが登場してくるんですが、あれは間違ったイメージを植えつけるので非常に不愉快に思っています。
 もちろんその銭湯のある土地柄や時間帯によってはそういう客が多いことも事実でしょうが、銭湯イコール下町みたいにすぐ図式化して考えるのは間違っています。自宅に風呂があまり普及していなかった昔は(特に都市部の密集地では風呂場を作るスペースがなく経済的な事情とか火事の危険などもありましたから)、皆銭湯に通っていたんです。昭和40、50年代の東京の銭湯だってまだまだ健在、夜ともなれば芋を洗うような状態でしたよ(笑)。ガス瞬間湯沸器が発達して小型化・多機能化が進み、どこでも誰でも使えるようになった現在とは大違いです。
 思わず長広舌をふるってしまいましたが、この後は雪さん、さくらさん、久里子さん、ととろねこさん、汐汲みさん、はつかねずみさん、みんみんさん等など花魁道中(?)の登場を待つことにしましょう(笑)。

タイムテーブル - 2003/11/12 16:17 -
>久里子さん
 花魁道中のトップを切って三浦屋の揚巻ならぬ播磨屋の久里太夫(?)の登場ですね。「海賊八幡船」は明後日までやっていますよ。「パス」だなんておっしゃらずに是非どうぞ。ものはためしということもありますよ。(このあとは12月に「紫右京之介逆一文字斬り」と「主水之介三番勝負」があります。)
 「沓掛時次郎」はフジテレビ長編時代劇スペシャルの2時間枠で作られたので、正味93分ほどあります。「銭形平次」と同じではありません(笑)。
 時代劇専門チャンネルに限らずスカパーはその都度放映時間をきちんと確認した方がいいです。レギュラー番組であってもスペシャル版が放映されるときは後の番組が玉突きを起こすことがあります。タイマーを「月〜金(土)」などでセットしている場合は特に要注意です。私もついうっかりしてこれまでに数回泣かされました。
 「血煙り笠」は当時見ただけなので残念ながらほとんど覚えていません。雪路さんの東映出演はわずかですが、その内2本が橋蔵さんとの共演ですね(もう1本は例の「御金蔵破り」)。お二人のことが噂になり始めたのは翌年あたりからじゃなかったでしょうか。東映歌舞伎の舞台にも何度か一緒に出ているようです。
 コーヒー牛乳を飲みそこなったというお笑い系お久里の方様をぜひ銭湯へお連れしたいところですが、あいにく性差という大きな障壁がありましてご一緒できないのが残念です(笑)。いやこれでは艶笑今昔座(?)ですね。
 というところで次の花魁を待ちましょう(笑)。

 


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